企業情報環境への取り組み
われわれは、建築物の省エネ・環境関連のパートナー企業として、業務上のお客様へのご提案だけではなく、自らも積極的に省エネ・環境対策を実践してまいります。
このことは、我々の業務上の提案などに経験・体験を上乗せすることが出来るだけではなく、持続可能な社会の一員としての信頼につながり、企業の社会的責任を果たす礎になることだと考えます。
環境関連の第三者認証の取組み
当社高崎オフィスLEED認証について
LEED OM v4.1 再認証認証書
イズミコンサルティングでは、USGBCが開発・運営する
グリーンビルディング認証システムにより、2014年の高崎オフィス社屋の改修に際してLEED CI(v2009)
の認証に自ら取組み、ゴールド認証を取得しました。改修においては、水使用量削減、照明エネルギーの
削減、FSC認証木材の利用、低VOCの塗料・接着剤の使用等、様々な取り組みについて評価されました。
また、2019年にはLEED OM (v4.1)再認証でプラチナ認証を取得しました。再認証に際しては、エネルギ
ーや水の使用量、廃棄物発生量等、運用時のパフォーマンスが評価されています。
USGBCウェブサイトもご覧下さい。
http://www.usgbc.org/projects/izumi-system-planning-takasaki-office
主な取り組み
- 水使用量の削減
- LED照明による消費電力削減
- Energy Star 適合のPC機器の採用
- FSC認証木材をインテリアの一部に利用
- 既存材料や家具の再利用
- 低VOCの塗料、接着剤、及びGreenguard適合した家具の採用
- 執務スペースの90%以上で眺望を確保
- 社員への環境教育
尚、この認証取得に関する記事が会誌「建築設備士」に掲載されました。
一般社団法人建築設備技術者協会の了解を得てpdfで記事を公開していますので、是非ご覧ください。
(一社)建築設備技術者協会 会誌「建築設備士」2015年5月号建築物環境性能評価と省エネルギー性能特集
〔2.認証取得・評価建物事例紹介〕
イズミシステム設計(現イズミコンサルティング) 高崎オフィス
小池康仁
p.29-35
CASBEE不動産認証の取得
当社では、「一般財団法人住宅・建築SDGs推進センター(IBECs)」による不動産の環境配慮性能などを格付けする「CASBEE不動産評価認証制度」の第三者認証(先行認証)制度において、当社高崎オフィスでは最高ランクであるSランクを取得しました。
当社では、日ごろから空調設定温度を高めに設定するために快適温湿度表をリモコンの周囲に掲示したり、使わない部分の電気の消灯や、タスクアンビエント照明の実践など様々な取組みを行っています。さらには、自然採光を積極的に取り入れる努力などを行い、なるべくエネルギーを使わないような取組みをしており、この結果が認証取得につながったと考えられます。
なお、この先行認証において認証取得された建物は、飯野ビルディング、パシフィックセンチュリープレイス丸の内、虎ノ門2丁目タワー、六本木ヒルズ森タワー(いずれも東京、Sランク)などがあり、日本全体で38件の認証が取得されました。
BELS(建築物省エネルギー表示制度)評価を取得
高崎オフィスでは、国土交通省が基準を示し、一般社団法人 住宅性能評価・表示協会により評価業務指針が定められた「BELS(建築物省エネルギー表示制度)」の第三者機関評価において日本ERI株式会社の評価により制度発足後初となる★★★★ランクを取得しました。当社では、高効率空調設備の導入・高効率照明の導入及び省エネに効果的な運用システム等を計画し導入しております。この結果が評価取得につながったと考えられます。尚、評価手法は平成11年度基準からの読み替え法を採用しております。
事務所内の省エネルギー化・環境への取組み
オフィスのLED化の推進とタスクアンビエント照明、昼光制御の導入
当社の高崎オフィスでは、HF型の蛍光灯をすべてLED化し、さらには、すべての席にタスクライトを設置することにより、ベースライトによる照度を300lx程度に設定しました。
また、昼光センサーをもちいることにより、約40%のランニングコスト及びCO2の削減につなげております。
太陽光発電設備の設置
当社の屋根に35kWの太陽光発電設備を設置しております。この太陽光発電により、年間約38MWHの電力を生み出します。これは、オフィスの年間電力使用量の50%強に相当します。
地元自生種や、彩り・香りが感じられる植栽の植え付け
当社のオフィス正面における植栽は、地元の自生種である植栽の植え付けや、彩りが鮮やかで香りも放つ様な植物を植え付けることによる植物への親しみ向上させるような対策をしております。また、各植物の脇には銘板を設置して植物の名称が分かるようにし、さらに、銘板には植物のより詳細な情報へのアクセスが出来るQRコードが印字されています。